ファッションデザイナー生活 188日目

告別式を全うして、弾丸葬式が終了しました。
片道2時間の距離を日帰りでお通夜・告別式はしんどかったですねぇ。。まぁ、次回は泊まりにしよう。

先週ブランドの撮影をして、来週結婚式をして、いよいよファッションデザイナーとして全力前進していくという時期に、納棺からお葬式に立ち会えたことは、よい体験だったと思います。

故人とのふれあいを思えば残念ではあるんですけど、「より良い生き方を提案するための服」という理念を忘れないように、という啓示をもらったような気がします。
故人は神戸に長く住んでいた方で、阪神大震災で被災していて様々な物品を失っており、納棺で着せる着物は無いんだ、というお話がありました。そのため、葬儀社で用意してもらった装束で納棺を行いました。

私は、それでいいと思います。

3回しか会っていないので故人のことは詳しくないですが、着物への愛着がよほど深くなければ、形にこだわる必要はないし、悔やむことでもないです。

我々ファッションデザイナーにとっても、一般の人にとっても、服は道具であり、手段です。
服を持つことは目的ではなく、その服で何をしたいのが、どんなことを達成したいのかが大事です。

納棺の例でいえば、初めて着る服でも、晴れ着のような気持ちで、心をこめて冥土に送り出してあげられればいいでしょう。

その他の服でいえば、それを着てテンションが上がって、自分に自信が持てて、新しい世界を見れた経験が得られればいいのです。

究極的に大事なのは服そのものではなく、その服が似合うような光景を知っていること、頭の中にその光景や雰囲気がすぐに思い浮かぶこと、が一番大事だと考えます。
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プロフィール

Ayako SHIOZAWA

Author:Ayako SHIOZAWA
國學院大學の神道文化学部を卒業したあと、戦国無双2をきっかけに日本LOVE魂に火がついて、和風の服のデザインを描くようになった元ゲーマーです。FtMのトランスジェンダーでもあります。

このブログを始めた当初は、現代でも通じるカッコイイ和風が見たい一心でなんとなく手を動かしていました。

2010年4月~2012年3月に、会社員をしながら週末に服飾の専門学校に通い、洋服の作り方、ブランドコンセプトの立て方などを学びました。卒業後から「ストリート・ジャパネスク」の商品として浴衣2点作り、販売し始めました。

2014年からフィギュアスケーターの羽生結弦選手にハマって、メールン・アフロディーテというブランドを考案しました。目下、レンタルに向けて商品開発中です。

2015年3月末に、それまで7年間やっていたシステムエンジニアの仕事を離職しました。ファッションデザイナーとして自分のブランドを営みつつ、たまにフリーランスで型紙作製などを行う個人事業主です。

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