ファッションデザイナー生活 337日目

朝 6:50に起きました。まずまずですかね。
朝ごはんを食べて、開催されるかどうかの自動音声を聞いて、7:40頃に家を出ました。

会場には 9時頃に到着。
縦長のブースは初めてです。小さく見えるけど、中に立ってみると意外と広いかも?
これだけスペースがあれば浴衣をたたむのが楽ですね。

いつの間にか10時を過ぎたのか、奥でもぞもぞ準備をしているうちから、これいいな、と通り掛かったおじさんが洋風タグ柄の浴衣を気に入っていました。
私たちアラサーから下の世代では男女を問わず青い退廃柄が一番人気なんですけど、中年の人には男女を問わず洋風タグ柄が人気でした。へえ。
高齢の男性には無地が人気っぽいんですけど、中年の好みを知ることができたのは収穫でした。

隣のブースは、片方は50代くらいの女性で、自作の編み帽子と仕入れ品のストールなどを売っていました。
もう片方は60代くらいの女性で、孫が成長して着られなくなった子供服やオモチャ、もらい物の雑貨など、不要品を売っていました。
どちらもフリーマーケットに出慣れている方々で、気軽に話し掛けてきてくれました。
元々会場は通路を兼ねた広場だから人通りが多いし、かなり入口の近くだったので有楽町駅のホームの発車音なども聞こえてくるような場所で、常にガヤガヤしているので、屋内のイベント会場よりも隣同士でおしゃべりしやすいようです。

展示方法は、1品ごとに畳み方をちょっとずつ変えて動きを出すといいとか、
我々の年代では目が悪くて小さい文字は見えないから、値札の文字は大きくしたほうがいいとか、
独りで来ていてトイレに行きたいときは、ブルーシートやレジャーシートをもう1枚上から被せて、床に敷いてあるほうのシートとクリップで留めるんだとか、
あるいは友達の出店者に一時的に居てもらったり、隣のブースの人に見ていてもらうこともあるとか、
いろいろとコツを教えてくれました。

客層は、ベビーカー持ちのファミリーが1割、若年が2割、中年が2割、高齢者が3割、外国人が1割くらいでした。

外国人は主に、欧米系と中東系もしくは中米系のようです。
東南アジア系は一組くらいしか見かけませんでした。
中国韓国台湾などの東アジア系はほとんどいなかったんじゃないかと思います(見た目では判別できないですが、少なくともそれらの言語は聞こえてきませんでした)。

こちらから Hi! How are you? と話し掛けてみて、反射的に I'm fine thank you. と答えてくる人はアメリカ人かな?と感じました。
道行く誰とでもあいさつをする、相手の今日の調子なんかどうでもいいけど挨拶として How are you? と聞く、いうこのアメリカの文化がヨーロッパにもあるのかどうかは分かりませんが、そういう文化圏で英語で生活した経験がないと即座に返答するのは難しいんじゃないかと。

さて、私の英会話の出来はというと、40点くらいですかねえ。

My flyer と言ってチラシを渡しながら、裏面の連絡先欄を指差して shop address と言ってみたり。
そのチラシを受け取った人から Where is location? と聞かれたので、internet shop と答えたり。

ほかの人から、風呂敷について、これは帯か?とジェスチャーで聞かれたので、風呂敷のことを wrapping sheet と答えたり。

という感じで、単語は出てくるんですけど、文章は出て来なかったですね~。
話す練習をする機会がないので、ここのフリマに継続的に出て、月一回の話す訓練とするかな。
聞き取りは60点~70点くらいできました。

おもしろいことに、隣のブースから、「モヘアって何て言うの?」って聞かれて、モヘアは英語でもモヘアだよなと思ったので、「ん?モヘア?(のこと?)」と聞き返したら、そのやり取りを聞いたお客さんが Oh, mohair. と納得していました。
英語では尋ねたい対象名は最後にくるから、やり取りを聞くだけで聞き取れそうですけど、日本語のなかにハマって冒頭でモヘアと来てしまうと、どこの国の人であっても聞き取れないのかも知れませんね。

終盤に、日本人の若い女2人組がうちの前を通り掛かって、浴衣などを見ながら、転売系の、と言っていました。
一瞬、何を言われたのか判らず、別のお店のことを話していたのかと思いました。
当のお店と売り子の真ん前で転売だろなんて言う輩がいるとは想像できなかったもので。

あとから考えてみて、恐らく、金髪で日本人ぽくない顔立ちの私のことを、外国人だと勘違いして、外国人が転売している系のお店だねとつぶやいたんだと思います。
これ全部縫ったんだよ!ふざけんなよ!と言い返したかったですが、時すでに遅し。やつらはどこかに移ったあとでした。

隣のブースの人へ、こんなことがあって、いま腹が立ってるんです、と話してみたら、やはり想定外の冷遇に遭った経験はあるそうです。
大阪などでは値切り交渉が凄いらしく、東京での出店にも関わらず、手作りしたアクセサリーを関西弁の人に「これ半値になる?」と聞かれたとか。
不要品の販売ならともかく、手作り品をそんなこと言われたらたまったもんじゃないですね。

あとで振り返ってみて、私の件が起きた要因は、相手が私を外国人と見間違えたことにあるので、フリーマーケットだから起きたというよりも、いわゆるハーフ顔で金髪だったから、というところに主な原因がありそうです。
顔はどうしようもないので、金髪に原因があると捉えました。
これまで一年間、金髪にしていて難点だったことは旦那のお父さんがあんまり見たくなさそうだったことだけだったんですが、ついに2つめの難点が現れましたね。
ま、金髪にしていて外国人ぽい見た目のおかげで気軽に声を掛けてもらえて、老若男女、あらゆる職業の人と知り合えるし、相手が私の名前や顔を覚えてなくても金髪と髪型で覚えてくれているので、人脈を拡げるのに役立っています。
難点より利点のほうがずっと多いので、金髪はこのまま変えません。

今日は一日中、真冬の気温でした。
予報どおり日差しは一切なく、カイロ 9個くらいを仕込んでも午後1時以降は身体が冷えきってしまいました。
店の片付けが終了したあと、そのまま東京国際フォーラムの中の飲食店で夜ごはん。

荷物は減ってないので、スーツケースと言えどもすんごく重たいです。
まっすぐ進んでくれず、点字ブロックに車輪を捕られるほどです。
15キロはあるんじゃないかな。

朝はやくからその重たい荷物を抱えて、寒風にさらされつづけて、今日もまったく売れず、一部から想定外の言葉を食らったりと、なるべく自分では良いことを挙げて良い一日だったと思うようにしていたんですけど、一般的にいえば散々な一日だったんだと思います。
暖かいところでの温かい食事に涙が出ました。

隣のブースのお友達出店者さんも、今日は全然売れない、全然見てってくれない、と言っていました。
商材の種類にも寄りますが、経験豊富な人のそういう声を聞くと、今日はそういう難しい天候の日だったんだと思えますね。

ところで、これを書いているあいだに、フェイスブックで黒人の人から友達申請が来ました。
埼玉に住んでいるようだし、旅館の浴衣らしき姿の旅行写真などがいくつか載っていたので、浴衣がそこそこ好きっぽい?
もしかして昼間、私が英会話しながらチラシを渡した人かな?

外国人の方のフェイスブック友達申請はあくまで読みたいからフォローする、という程度であることが多いですが、なんにせよ興味を持ってくれるのは嬉しいですね。
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プロフィール

Ayako SHIOZAWA

Author:Ayako SHIOZAWA
國學院大學の神道文化学部を卒業したあと、戦国無双2をきっかけに日本LOVE魂に火がついて、和風の服のデザインを描くようになった元ゲーマーです。FtMのトランスジェンダーでもあります。

このブログを始めた当初は、現代でも通じるカッコイイ和風が見たい一心でなんとなく手を動かしていました。

2010年4月~2012年3月に、会社員をしながら週末に服飾の専門学校に通い、洋服の作り方、ブランドコンセプトの立て方などを学びました。卒業後から「ストリート・ジャパネスク」の商品として浴衣2点作り、販売し始めました。

2014年からフィギュアスケーターの羽生結弦選手にハマって、メールン・アフロディーテというブランドを考案しました。目下、レンタルに向けて商品開発中です。

2015年3月末に、それまで7年間やっていたシステムエンジニアの仕事を離職しました。ファッションデザイナーとして自分のブランドを営みつつ、たまにフリーランスで型紙作製などを行う個人事業主です。

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