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眠る虎

杭州に行ってきました。
台湾も含めると中国は3回目で、さすがに見慣れてきたので
あまり中国らしいものを撮ってきてないんですが、
少し載せてみます。

※写真の続きは追記へGO

CIMG3503.jpg

ここからは、私が常日頃からひしひしと感じている中国文化について
ちょっと意見を書いておきます。ストジャパの根源に関わることでもありますので、
みなさんがこれを読みながら日本とは何かを考える機会になってくれれば幸いです。

日本文化において、ライバルは欧米ではなく中華です。


日本人に出来ることは、たいてい中国人も出来ます。

日本人は確かに手先が器用ですが、中国人も手先は器用です。
細かい所までしっかり作りたいかどうかの意欲によって、
持っている力の出し具合に差が出ているに過ぎません。
中国人は「できない」のではなく、「やらない」だけだと思います。
じゃあ、中国人が本気になったら…?

日本人が欧米と比べて「日本のものだ」と思っているものは、
たいてい中国にも有ります。


お茶、箸、扇子、竹、呉服、仏像、お寺、漢字、墨、筆、書道、水墨画、ストレートな黒髪、同じ肌の色、etc...
そう、、、着物ですら、起源は呉の国の服だから、呉服と呼ぶのです。
※実際に、中国ドラマの三国志なんかを見てみると、
前あわせ・左前で形状も着物ととても似た呉服を着ています。


最近、和柄としてよく服の柄の題材になっている「龍」や「竹林の虎」を見掛けますが、
龍も虎も、大陸から伝わってきた動物です。
まだ中国では「邦柄ブーム」は起こっていませんが、
台湾なら3年以内、中国本土でも10年以内に「邦柄ブーム」がくると私は予測しています。
そのとき、龍も、虎も、「和柄」として生き残るのは難しいと思っています。

動物については、真に日本を象徴するのは、龍虎ではなく、
きつねと、たぬきだと、私は思っています。

実際に野生のきつねやたぬきを見る機会は少ないですけど、
どちらも、日本人には昔話や麺などでとてもなじみ深いですよね。

きつねやたぬきは山に居て、人懐こくないので、普段あまり人の近くには来ませんが、
姿が見えないのに近くに居る存在ということで、
化けて人を惑わす力があるんだろうと日本人は発想したようです。

同じような存在として猿が居ますけど、何故かきつねやたぬきのほうが
より神獣的な扱いをされていますね…。(まぁサルはメシ取ったりしてむかつくからなー/笑)

特にきつねは、稲荷の神様に仕えていると考えられていて、
稲荷神社ではこまいぬではなく、きつねが入口に控えています。
中国語では犬のことをこまいぬの狛と描いて「狛 (コウ)」というそうで、
あちらの寺院の入口にもこまいぬが居ますが、きつねは居ません。
神獣としてのきつねも、お稲荷さんも、神社も日本にしかないものです。

私的には、白くてすらっと細い、あの神獣としてのきつねの描画がとても好きです。
縁日なんかでありそうな、きつねのお面とか、ちょっと欲すぃんだけど、
あれ意外と売ってるところを見かけないんだよね~。


たぬきに至っては、日本以外ではほとんどいない動物だそうです。
外国だとアライグマかレッサーパンダになるのかな?
わたしゃアライグマとたぬきの違いが判りませぬが…w
たぬきは、きつねや猫に比べて見た目が丸くてでぶっとしているせいか、
愛嬌のある感じで描かれてますよね。茶釜の話とか、置物とか。

杭州では、丸々とした腹を持ったたぬきの置物のような
福と豊かさを呼ぶ象徴は、丸々とした腹の七福神でした。(布袋様だったかな?)
日本のお店で見かけるあのたぬきの置物は、やはり日本にしかない物なのかも知れません。
ちなみに、招き猫は中国にもあるっぽいです。招き猫っぽい起き上がりこぼしを見掛けました。

などなど、動物についてだけでも、これだけ文化が混在しています。

中国や韓国やその他のアジアの国々が台頭してきたとき、日本が文化的に埋もれない為には、
なにが東アジアのほかの国にもあって、なにが日本にしかないのかを
しっかりと見極める必要があると思っています。

真に日本にしかないものが解ったとき、
中国人にも韓国人にも成り得ない「日本人」が存在できる。

私が日本文化について知っていることはほんの少しの聞きかじりばかりなので、
もっともっと勉強しなきゃなー。
日本文化を調べるとき、「普通に生活していて馴染みがあるかどうか」が一番大事だと思います。
馴染みの薄いものは調べても実感が持てないし、楽しくないっす。

「日本にしかないもの」で、かつ「馴染み深いもの」で、「見たことないもの」で、しかも「カッコイイ」ものを、ストジャパは探ってみます。

本業やその他の事が忙しいとすぐ更新が滞ってしまって申し訳なく思っているんですが、
亀のような歩みでも何かしら生み出していきますので、たまに見に来てくれると有り難いです。

という感じで、ストジャパの観点では
和物についての焦りがさらに増した中国渡航でした☆
レモン味の緑茶を期待してたら、丸っきり はちみつレモンでした。
緑茶に砂糖を入れるのはNGだよーーーーーー><!!
左はお水。硬水だけど、思ったより硬くなかったw
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杭州の街の様子。
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お寺にて。石仏です。西遊記に出てくるキャラクターも彫られていました。
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中国映画に出てきそうな町並み?
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ここは日本のどこかですと言われたら信じそうだ…
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杭州の代名詞、西湖です。
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西湖は柳並木が素敵です。
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台湾もそうでしたが、中国の集合住宅はデフォルトで、歩けるベランダがありません。
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復元された南宋の頃の町並み。ここはお土産物屋街です。
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中国大陸は、空がかすんでいました。一言で言うと、産業革命中です。
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や、やべぇ…。
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日本の青空。美しい!!!
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カメラの感度が良すぎて鮮やかになっちゃってますが、杭州の快晴での青空はこの程度。
遠くがかすんで見えません…。
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これは日本の田園風景。
比べにくい写真で申し訳ないですが、見通せる距離が全然違うのが
なんとなく感じてもらえますでしょうか。
そして、田んぼが緑だ!!!
杭州の上空では、着陸間近まで田んぼが茶色く見えました。
植わっているものは緑なのに、かなりの低空に来て、はじめて緑に見えてくるという状態。恐ろしや…。
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日本の空は本当に美しい。先人達と日本企業に感謝。
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テーマ : 日本文化
ジャンル : 学問・文化・芸術

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プロフィール

Ayako SHIOZAWA

Author:Ayako SHIOZAWA
國學院大學の神道文化学部を卒業したあと、戦国無双2をきっかけに日本LOVE魂に火がついて、和風の服のデザインを描くようになったゲーマーです。FtMのトランスジェンダーでもあります。

このブログを始めた当初は、現代でも通じるカッコイイ和風が見たい一心でなんとなくデザイン画を描いていました。

2010年4月~2012年3月に、会社員をしながら週末に服飾の専門学校に通い、洋服の作り方、ブランドコンセプトの立て方などを学びました。卒業後、メンズ向けのカジュアル和服ブランド「ストリート・ジャパネスク」を始めました。

2015年にIT業の会社を退職し、個人事業主のファッションデザイナーになりました。起業後2年ほどはブランド運営をメインに活動していましたが、現在は、ブランドのほうはほぼ在庫発送のみです。

現在のメイン業務は、オーダーメイドでの衣服の作製です。和服・洋服・メンズ・レディース問わず対応しています。デザイン/型紙(パターン)作製/縫製を1人でやっています。

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